日々のこと

日々のこと

2/18金・・「貝に続く場所にて」読了

2/18金 また雪。。( ;∀;)


昼ごはんは「魚竜田揚げ、サラダ」夕飯はロールキャベツの予定

10日くらいかかって読み終わったくたびれた・・ドイツで死者と向き合う人達とともに、311震災と向き合う男女・・重苦しい時間が続いた果ての決着点は人それぞれ。


昨日アマゾンプライムで何気に観た「半世界」が記憶に残りそう・・「お前らは世間しかしらない世界をしらない」「難しいこというなよ、こっちはこっちでいろいろあるんだよ」・・稲垣吾郎さんがいいんだな。。もう少し体格がほしいところだったけど。


2022.2.17 木


時はマスク姿が常態の現代。名前すら聞いたことのない外国(ドイツ)の街(ゲッティンゲン)が舞台。街の様子、空気感は言葉を尽くして説明してもらってもなかなか想像しづらい。異国でのマスク姿での9年ぶりの男女の再会は、様子が想像できない街の様子と重なって現実感に乏しく地に足がついていない感じの読書時間がほぼ最後まで続いた気がする。東日本大震災から9年、宮城県に住んでいたが、津波の場所から遠く離れた場所に住んでいた主人公、恋人でもなく親しい友人でもなくなった行方不明のままの野宮のことがいつも心にある。野宮は象徴で、実際には見ていない津波のときの状況とどう付き合っていくか記憶をどうとどめるかが。他にも死者と向き合う人々がいる・・どう記憶をとどめるか、重く苦しい時間が続く。死者は死者、私は生きていたいとふいに思った自分に驚いた。最終2ページ心の中で号泣。難しかったけど読んでよかった