日々のこと

日々のこと

「号泣する準備はできていた」「ギフテッド」読了 7/19火

7/19火
7/19火曇り~雨予報じめじめ中( 一一)
べんと「とんかつおひたし笹かま」

3連休中日、中古でスマホ購入16800円なり( ^^) _U~~

頑張ってる(#^.^#)



短編がいっぱい。すべての登場人物が全く違っていてお話もすべてちがう。題名もユニークなものばかり。「じゃこじゃこのビスケット」なんて思わず「なに??」とびっくりして次に笑える、内容もとても面白かったしお気に入りだ。<物悲しい><孤独><静寂><不穏><少々狂気>は共通しているように思う。「p78 結婚および結婚生活の話はもうしたくなかった。話せば話すだけ困惑を増す」わかるわかる・・。p91「私は浮気なんかしていない。したこともない。でもあなたと別れたいと思っている。それって、浮気をしているよりひどいよね」・・本当に!!これもわかる「p106 デパートで自分以外の誰かのための買い物をすることくらい幸福なことはない」。。無理してるよね。。「p178 自由とはそれ以上失うもののない孤独な状態だ・・・」無言・・素敵で悲しい話がいっぱい。直木賞受賞作だったのは超納得


ラジオの対談番組で最終ページ最後の文章について盛り上がっていて(作者の一番書きたかったこと)興味を惹かれた。癌でまもなく死を迎える母と看取る娘(わたし)の物語。二人とも男好きの容姿端麗で、それゆえの生きづらさもあるという設定。読み始めてまもなく「生きてきたように死ぬ」という言葉を思い出す。母はわたしに「産んでよかった」という。これってずるいんだよなと見聞きするたびにちらりと思う。言ったほうはすっきりする(たぶん)し、言われたほうも嬉しいし励みにもなるだろう(たぶん)けど「それで?」とか「今更?」とか・・ちらちら考えてしまう。そして最終ページ、「うん??」と思いもう一度二度・読んで「ああぁそうか・・」と自分自身の様々な場面や感情が次々と思い出されてくる。ああそうか、そうだなあ・・と余韻に浸っている