日々のこと

日々のこと

「夜が明ける」読了


ほぼ一気読み、様々な気持ちを落ち着かせ整理しようと本を閉じるものの、30分もすると読み進めたくなる。登場人物に悪人はいなくて、痛々しい気持ちになるのだが、ラストに向けてほんの少しけど明るさを感じ力強さを感じ始める。「家族なんだから」「負けちゃだめだ」などは呪いの言葉だ(私も子供~20代終わりまで嫌いな言葉だったなと思い出す)そして森の言葉や存在に僕と同じく共感できない自分に「呪われてるじゃん」と気づきぞっとした、他様々感情が動かされ、再読で整理したい。内容は悲惨残酷なのだが、暗いのではなく力強い本なのだ