日々のこと

日々のこと

「働かないのれんげ荘物語」「ついに来た」読了

11/6木、近所の紅葉・・キレイだったなあ








キョウコさんは48歳で無職れんげ荘生活中・・無職になったのは2,3年前か??。働きづめの生活と人間関係に嫌気がさして無職貯金取り崩し生活になったようだ。先によんだ「お互いさま」のキョウコさんとはずいぶん違う。もともとはずいぶん怒りっぽい性格だったよう。真面目で頑固なところもある、実母との軋轢もよく分かった。周囲の人に面倒みてもらいながら徐々に無職生活になじんでいく様子がとても面白い「ただ生きていればいいの??」とあれこれ悩む様子に「そうかいろいろ悩んで7年後のキョウコさんになったんだなー」とますます親近感



サチ独身、30歳のとき購入したマンションのローンも完済見込み50歳・・父が亡くなって7歳下の男性のもとへ走った実母当時53歳が70歳になって突然、妹家族が平和に暮らしている実家に帰ってきた・・認知症になり男に捨てられて。。当然、生活は一変し、ドタバタとなる・・こんな認知症にまつわる家族の話が8話。どれここれも現実にありそうで、重くて辛くて苦しくて・・の話にはなっていない。手厳しいやりとりもあるのだけれど、ユーモアがあってみんな、結局は優しい・・。こんな優しい人間になりたいとはおもうのだけど、難しい~と頭を抱えた。