日々のこと

日々のこと

「夜の紅茶」「なかなか暮れない夏の夕暮れ」7/14木

7/14木、大雨終了、曇天中。。(˘ω˘)(˘ω˘)・・
べんと「マルシンハンバーグウィンナ笹かま切干煮おひたし鮭焼き


私の生活とは全く無縁のインテリジェンスが漂いまくりで、住む世界がちがう。。とため息をつきつつしばし高尚なひと時を楽しむといったところ・・本当は紅茶なんぞのみながら読むとますます良いのだろうけれど・・( ;∀;) 頑張って読み進めていくと、少しは人となりがわかる文章も出てくる。4歳の時に実母をなくしていることは人格形成に大きな影響を及ぼしているだろうと自覚していること、読書について(内的体験が豊かになる。。などはなるほどと思う)、父との確執、奥様を大事に(頼りにしていた?)していたこと等・・鼻持ちならないインテリで頑固者強気負けず嫌いな姿と繊細で気弱で優しい姿。。いろいろ感じられて最後まで読んでみてよかったなと思えた

5年ぶりくらいの再読。本ばかり読んでいて行動範囲が狭く不器用で非力、誰にでも優しいが冷淡、結婚はしていないが子供が2人いる50歳くらいの稔さんの日常生活。。高等遊民でうらやましい限りだけど、「ちぇ」みたいな不快感がない。登場人物が多いのはわかっていることだから、主人公稔さんに集中して読もうと思ったけど、やっぱりすべての登場人物が魅力的で少しづつ変わってるけど素敵な人ばかり慌ただしかったり嫌なことが多い日常の中のほっとする読書時間だったp186,p286 渚の心情を吐露する文章が心身に染みる。共感度MAX