日々のこと

日々のこと

「なつのひかり」「森へ行きましょう」読了

3/28火 ☀、べんとは「エビ寄席フライ春巻き鮭焼き切干煮ほうれんそ笹かま
3/27月 はれ、べんとは・・「マルシンハンバーグ他」



「なつのひかり」・・・栞は「途方にくれてしまった」が口癖だ。21才の夏は、やどかりのナポレオンに振り回される他、本当にややこしい出来事があって、奇妙な日々だった・・。読みながら私もすっかり途方にくれてしまったり、少し寂しい気持ちになったりわけわからずいらいらしたり・・ナポレオンが登場すると笑いが生まれよい緩衝材になってくれた。読みだしてまもなく、西野七瀬さんの顔が浮かび(=栞)、脳内をユーミンの曲が流れた。「どうしてどうして僕たちは・・」から始まるのだ。・・栞とナポレオンの冒険(じゃないけど・・・)ファンタジー・・


「森へ行きましょう」・・ ようやく読了・・長い長いお話だった。留津・ルツ・るつ・・同じ名前の女性の一生0歳から60歳までのそれぞれの物語、彼女たちの父母、オット、子供、友人知人等々同じ名前で設定。最初は混乱したが次第に名前は同じだけど全く別々の物語として読むようになった。恋愛、結婚、お金、生きる事とはどういうことか・・を提示してくる。結婚についての考察のページはほぼ流してしまった・・興味ないのね私は・・と思う。「人生は森の中を歩くこと」「想像の中でなら人生はいくらでも取り換えがきく」なるほどなと思い言葉もあれば、留津の「なんて受け身な人生を送ってきたのだろう・・p274」という言葉に「これは私のことだ」と心が痛んだ